12月6日 2年生福祉体験授業~心のバリアフリーを目指して~(SDGs)
12月6日(水)
5,6校時の総合的な学習の時間を使って、2年生が福祉体験が行われました。2年生の総合的な学習の時間のテーマは「福祉」です。今回も蓮田市社会福祉協議会の皆様の御協力を得て実施しました。
ボッチャと車椅子の2つの体験をさせていただきました。
ボッチャの体験の様子です。説明を聞いた後、体験するのに必要なボッチャの自分用の球を新聞紙を固く丸めるところから始めました。(作った球で遊んだりしていなくてさすがだなと思いました。)
ボッチャをチームに分かれて実際に車椅子に座らせていただきながら球を投げて、全員が投げ終わった後に、的に近い球がどちらのほうが多いかというルールで競いました。ものすごく盛り上がりました。
強く投げたら遠くまで飛んでいくし、弱いと違う方向に転がってしまうし、思う通りに転がらない球にみんなで一喜一憂していました。
ボッチャのルール、楽しみ方を身をもって体験し学ぶことができました。チームで応援し合う姿がとても良かったです。
車椅子の体験もさせていただきました。
説明を聞いて、通路やガタガタの場所、段差など車椅子で気を付けながら体験しました。排水溝のところでさえ、車椅子で通るのは大変なんだなと感じることができました。
~今回の体験の感想から~
「ボッチャ体験」をして分かったことや感想
★すごく盛り上がったので、これが障害があるなしに関わらずできたり、どの年齢でもできるのが伯母らしいゲームだなと思いました。今回使用したボールは軽かったので、相手の球をはじくというのは難しかったですが、いつかは正式なボールとルールでやってみたいです。
★私は今まで「ボッチャ」というのは知りませんでしたが、障害者が楽しく、手を動かすなどの効果ありの運動があったのだと知りました。自分でボールを作り、的にいかに近づけさせるかなど考えながらやることが楽しかったです。障害者が楽しく行うボッチャなど、他にはどんなスポーツがあるのか興味ができたので、家に帰ったら調べてみたいです。
「車椅子体験」をして、分かったことや感想
★車椅子で段差を降りる時に、とても怖いことが分かった。降りる時は後ろ向きでそのまま後ろに倒れてしまいそうだった。自分で動かして走るのは思ったよりも簡単だった。今回で車椅子の大変さが分かった。なので、これからは車椅子のことで困っている人がいたら、できることをやりたい。
★障害を持っていない人は、人の補助をもらわずに生活していますが、障害者の方たちは少しの段差などでも登るのが大変なものだと、車椅子体験をして気づくことがえきました。そして補助する人たちも、障害者に被害が加わらないように気をかけながら助けたり、手伝ったりするのも大変だと気付きました。もしこれからの人生で、障害者の人たちが困ったりしていたら、積極的に助けたいです。
「百聞は一見に如かず」
体験って多くのことを知り、心を動かし、行動になっていくのだなと、2年生の体験に臨む姿や感想を見て感じ取ることができました。