11月28日 3年生SDGs【国際理解】発表会・書写研究授業(1年生)

 11月28日(木)比較的暖かな陽気となりました。もうすぐ12月とは言え、過ごしやすいのはありがたいなと思います。

今日は午前中、3年生のSDGs提言発表会が行われました。3年生は【国際理解】をテーマにここまで調べ、課題発見を行ってきました。その課題を解決する手段を中学校3年生の目線で考え「提言」としてまとめグループ発表を行いました。前回クラス発表を終え、今回各クラスの代表グループが学年発表を行いました。提言を評価していただくため、県庁の方と市教委の先生をお招きしました。







オーバーツーリズム、国際医療、埼玉の観光に焦点をあて、発表しました。早速県庁の専門部署の方感想をおくっていただきましたので紹介します。

1 オーバーツーリズム~日本の発展と国際理解を含む~

 観光客の数を減らさずに混雑していない地域への回遊を促すことで混雑の平準化を図るという提案も納得感が高かった。解決策として、混雑状況が分かるサイトの立ち上げを提案いただいたが、外国人観光客も日本のよいところを限られた時間の中で知りたいはず、時間を有効活用するためにサイトに対するニーズはある。ただ、混雑していないというだけで、観光客が訪れるわけではなく来ていただくには仕掛けが必要。外国人観光客が来ない地域にも隠れた魅力があるということを訴えたかったのかと推察したが、どう魅力を発信するのか、提案に盛り込まれるとさらに実現可能性が高まるのではと感じた。

2 医療とコミュニケーション

 「mediPhone」や都内の病院の取組など最近の動向などにも触れ、外国人の方に対して、大なり小なり対応していることが分かった。指差しシートが外国人の方にとって有効なツールとなることは間違いないが、いくつか手法がある中で、この手法がもっともよい理由(デジタルに強くない人でも使える、簡単、コストがかからない等)も挙げた上で提案があるとさらに説得力が増すのかと思った。

3 彩くる

 「彩くる」というネーミングの意味を紹介していましたが、発表への関心を引き付けられた。また、川越市の例を挙げていたが、一部の地域での成功事例を基に広い範囲で展開していくという説明には説得力があった。どのようなことに困っているのかしっかりと調べられていたが、何が課題であるかを明確化することはプレゼンテーションの肝。この点を明確にして対応策を訴えている点は好感が持てた。今までのアプリとの違い、どのような点で優位性があるのかまで訴えられると、アプリが必要であることが理解され、さらに説得力が増す。


3年生が提言した内容は、非常に興味深く、すごいアイデアだなと感心しました。もっと多くの方にこれらの提案を聞いてもらいたかったなと思いました。それほど3年生の頑張りと質の高い提言に感心しました。準備など大変だったと思います。素晴らしかったです。



また、午後は本校で書写授業研究会が1年生の教室で行われました。「行書」について学んでいる1年生が、身近で使われている「行書」に目を向け、その良さやこれから行書をどう生活場面にいかせるかを考えました。



県内から多くの先生方に御来校いただき、授業を参観していただきました。いつもどおりの授業ではありますが、先生の話を聞いて、素直に実行できる南中生の良さを改めて感じさせてくれました。学校の授業を通して、自分の力をつけ高めていくためには、「楽しむときは楽しむ、やるときはやる」これをクラスみんなで実行することが大事です。きっと今日の授業も「行書」について、一歩も二歩も力をつけた1年生だったのではないかと思います。
参観していただいた先生方ありがとうございました。

今週も残り1日です。あと少し!「終わりよければすべて良し」。

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